最近、 「歩いていて段差につまずきそうになった」 「階段でヒヤッとした」 「足が上がっていない気がする」 という相談が、若い世代からも増えています。
転倒といえば高齢者のイメージがありますが、 実は 30代から下半身の筋力低下が始まる と言われています。
私の出前整体でも、 つまずきやすさを訴える方が年々増えていると感じます。
■ なぜ、つまずきやすくなるのか
出前整体の現場で見えてきたのは、 つまずきやすい人には共通点があるということです。
● ① 座りっぱなしの生活
- デスクワーク
- スマホ時間
- 車移動
- 家での長時間の座位
これらが続くと、 下半身の筋肉が使われなくなり、筋力が落ちていきます。
体の筋肉の6〜7割は下半身にあります。 ここが弱ると、体全体が疲れやすくなります。
● ② 歩く量の減少
歩かない生活が続くと、
- 足が上がらない
- つまずきやすい
- 階段が重い
- ふくらはぎが細くなる
こうした変化が起きます。
● ③ 足裏の筋肉が弱る
つまずきやすい人の足裏を見ると、 土踏まずがのっぺりしている(扁平足) ことが多いです。
足裏には細かい筋肉があり、 ここが弱ると地面をつかむ力が落ち、 段差でつまずきやすくなります。
■ 103歳の母が続けてきた「転ばない生活」
私の母(103歳)は、 年齢を重ねても転倒がほとんどありません。
その理由は、 “足裏とふくらはぎを自然に使う生活” を続けてきたからです。
● ① よく歩く
短い距離でもこまめに歩く習慣。
● ② よく噛む
咀嚼は体を温め、足の血流も良くします。
● ③ 朝の光を浴びる
姿勢が整い、歩幅が広がります。
● ④ 足を冷やさない
冷えは筋肉の働きを弱めます。
■ 今日からできる“つまずき予防”
歩く時間が取れない方でもできる、 簡単で効果の高い方法 を紹介します。
● ① トイレでスクワット3回
忙しい人でも必ず行く場所──それがトイレです。
そこで、
- 足を肩幅
- ゆっくり3回スクワット
- 1日数回でOK
これだけで、 足裏の筋肉が目覚め、つまずきが激減 します。
● ② 足裏のマッサージ
- 親指で土踏まずを押す
- かかとを軽く叩く
- 指を1本ずつ動かす
足裏の筋肉が活性化し、 地面をつかむ力が戻ります。
● ③ その場足踏み
テレビを見ながらでOK。
- 30秒
- ゆっくり
- 膝を軽く上げる
これだけで、 ふくらはぎと足裏が同時に鍛えられます。
■ 子どもも大人も“運動不足”が共通の原因
夏休みの子どもたちも、 スマホやゲームで運動不足になり、 扁平足が増えています。
大人も同じで、 使わない筋肉は年齢に関係なく弱る のです。
特に60歳を超えると、 筋肉量の減少スピードは一気に加速します。
■ まとめ
つまずきやすさは、 年齢ではなく“足裏の筋肉”の問題 です。
- 座りっぱなし
- 歩かない生活
- 足裏の筋力低下
これらが重なると、 段差でつまずきやすくなります。
しかし、
- トイレスクワット3回
- 足裏マッサージ
- その場足踏み
これらを続けるだけで、 足裏の筋肉が目覚め、 つまずきは大きく減ります。
あなたの体は、 毎日がんばっています。 どうか、足にも優しい時間をあげてください。



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