整体の無料体験イベントに来た時の相談事は、首凝りや肩凝り、腰痛、集中力低下で飽きやすい、時々軽い頭痛、朝起きたら軽いめまい、なんかイライラする、だるさが気になって仕方がない・・などです。
なので、初対面の立ち話の挨拶から始めて、最初に試すのが雑談して気を楽にさせてから、椅子に座ってもらっています。
そこで、1分間の呼吸数を測ります。
その瞬間に、すぐにわかるのは呼吸数が多いことです。
成人の呼吸数は、1分間に12~20回が正常値ですが20回を軽く超えてしまう場合が多いのです。
呼吸数と同時に胸やお腹のふくらみを呼吸する度にみますが、弱々しいのですぐにこれは「隠れ酸欠」と見抜けます。
4年以上続くマスクの常用生活のせいで、呼吸数の多い頻呼吸状態になって酸欠状態の身体だとのサインです。
頻呼吸は呼吸数が多く、呼吸が浅い状態です。
このお互いに気づく瞬間から、長い年月のマスク常用習慣やコロナストレスで急増している「隠れ酸欠改善の自力整体」の顧客が生まれてきます。
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■マスクをしないと心配になる心配性の性格の人は、おおむねで姿勢が悪いと一目瞭然なので「隠れ酸欠」の自覚へと促します。
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コロナは終息したように見えるのですが、神経質な人はコロナの罹患数を今も毎日チェックしています。
コロナ感染に戦々恐々として過ごしている日々のストレスはとても大きい心の負担になっています。
コロナ怖さで、人と交える場面では常にしっかりとマスクをします。
マスク生活も長い年月で密閉度の高い防疫性が高いマスク着用に進化しています。
その毎日の長時間のマスク着用によって、気づかないうちに“隠れ酸欠”になっている人が急増しています。
その急増を実感するシーンが、整体師が整体の無料体験イベントに来た人からわかるのが、呼吸数の測定を歓迎する気持ちからの「バイタルサイン」チェックの儀式からです。
「バイタルサイン」チェックでは、血圧や体温などは体験者にしてもらいます。
呼吸数の測定だけは、整体師がします。
この歓迎儀式で気軽な冷やかし気分で来た体験見学者が真剣に不調をありのままにいうようになります。
すると、首凝りや肩凝り、腰痛、集中力低下で飽きやすい、時々軽い頭痛、朝起きたら軽いめまい、なんかイライラする、だるさが気になって仕方がない・・などの相談事のオンパレード状態になります。
このコロナ恐怖志向の体験者に、即座にピッと利く一言が『“あなたの隠れ酸欠”があなたのコロナ感染しない免疫力を低下させている』という正しい理屈への会話の進展への誘導です。
『免疫力』という一言には、恐ろしいくらいに敏感でとても知りたがる免疫力向上の知識欲があるのです。
なので、エビデンスをスマホ検索で誘導すれば良いのです。
呼吸数を測るとわかるのは、頻呼吸で呼吸が浅いと呼吸の回数が増えるという医学的な理由です。
それは、自分の呼吸で吐き出す二酸化炭素が増えて血中の二酸化炭素の濃度が減ることの知識です。
そうなると、細胞でヘモグロビンから酸素がうまく切り離されず、ミトコンドリアに届かないため酸欠状態になると書いてある病院のHPを読ませるのです。
酸欠状態になると、エネルギー産生が低下してだるさや疲れが生じたり、筋肉細胞で酸欠が起きると肩コリや腰痛が起きたり、脳で酸欠が起きると集中力が低下したりといった問題が起きると明言されています。
また、身体を緊張させる交感神経が活発になり、逆に身体をリラックスさせるための副交感神経の働きが抑えられてしまうと書いてあります。
この文言をチラッと見るだけで、体感的になるほどと納得できるのです。
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■隠れ酸欠の体験者には、すぐにその場で口すぼめ呼吸法を覚えてもらいます。
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気づかないで知らず知らずのうちに呼吸が浅いと、口から空気が体に十分入らないので、酸素と二酸化炭素を換気する効率が悪くなるのはわかりやすい理屈です。
すると代謝が落ち、各臓器の働きが低下したり、疲れやすくなったりするというのもうなづけるのです。
さらにスマホの使い過ぎがマスク着用と同時進行で呼吸を浅くしていることも実感するケースが殆どの病院のHP閲覧の反応です。
スマホの長時間使用で猫背や前かがみの姿勢になっているので、肺が圧迫されて、息を深く吐いたり吸ったりできなくなるのは考えれば当たり前なのです。
なので、整体の無料体験では、その場でまずは姿勢をよくする姿勢矯正の知識から覚えてもらっています。
そのうえで、呼吸するときに動く筋肉に働く肺を収めている骨格の「胸郭」の周りにある筋肉群の「呼吸筋」を収縮したり、拡げたりというクイックストレッチを教えていきます。
具体的には、口すぼめ呼吸という呼吸法を覚えてもらいます。
呼吸を意識できる最短の体操の努力で呼吸の改善が即できます。
簡単なのです。
「1、2」と数を頭で数えながら鼻から息を吸い、「1、2、3、4」と数えながら口をすぼめてゆっくり息を吐くだけです。
吐く時間を倍に長くするのです。
この吸うのと倍の時間を使う吐くことのセットを20回は最低でも毎日繰り返します。
口をすぼめて細く長く吐くと、呼吸回数が自然に減り、十分に息を吐ききることができます。
その結果、身体の反応が起きてきて、深く息が吸えるようになるのです。
5回程度でも副交感神経が優位になり、リラックス効果を体感出来て、頭がスッキリしてきます。
慣れるまでは頑張るつもりでやってみると、慣れるにつれて吐く時間を長くするのは簡単で身体が自然に覚えていきます。
体感で気持ちいいという効果が背中を押してくれるためです。
ご参考になれば幸いです。
自律神経整体は、自律神経を整えるための手技のテクニックです。街で見かけるもみほぐしの整体院とは別のスキマ産業です。
ストレスや加齢との関係で、自律神経のバランスが崩れることに気づかない人は実に多いのです。ここが起業してすぐに客付けが自分で出来るチャンスになります。
自律神経整体は、刺激の強い力を入れる手技とは無縁で、触れる程度の手技なので、中高年で体力に自信がなくても副業や本業ですぐに本格稼働できます。
私は75歳の現役整体師ですが、もみほぐしは10分のクイックマッサージでも1日に5人が体力的に限界です。
なので、自己流でエサレンマッサージをアメリカで修得して、日本で擦りマッサージをメインに開発してお客づくりを会員制で稼働してきました。
整体起業の経験から言えるのは、出前整体の顧客を中心に活動していますが、殆どが中高年以上の高齢者です。
ストレスが万病のもとになるという自律神経の調整に顧客がリピートするというより生涯顧客になります。
ただ、お客開発にエネルギーを爆発させないと事業として、稼業として確立が中だるみになるリスクが伴います。
自力で研究して開発するエネルギーを客開発に振り向けた方が得策です。営業に自分の持てる時間を殆ど使わないと成功は不可能だと実感します。
営業は出前整体の顧客宅で、座談会の体験談を毎日開催すればいいのです。お客さんが営業を代行して喜んでしてくれます。
なので、一般社団法人日本自律神経整体協会の会員になって、実技からセミナーを受けることが最短の成功事例を手に出来ると体験者としてお勧めします。
とにかく、「病院の検査では異常が見つからない」自律神経症状で悩む人は、あなたの身の回りに増え続けているブルーオーシャン市場です。
早い者勝ちです。
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