第十循環・第6章:薬の副作用を見抜くポイント

介護の実践ノウハウ

■ レビー小体型認知症は「薬に敏感」な病気

レビー小体型認知症(DLB)は、
他の認知症と比べて 薬の副作用が強く出やすい という特徴があります。

特に注意すべきは──

  • 抗精神病薬
  • 睡眠薬
  • 抗不安薬
  • パーキンソン薬
  • 便秘薬の使いすぎ
  • 抗生物質の影響

これらは、
少量でも強い副作用が出ることがある のです。


■ 家族が“見逃しやすい副作用のサイン”

薬の副作用は、
本人が言葉で説明できないことが多いため、
家族の観察がとても重要です。


● 1. いつもより動きが遅い

→ パーキンソン症状の悪化、副作用の可能性。

● 2. ぼーっとしている

→ 睡眠薬・抗不安薬の影響。

● 3. 幻視が強くなる

→ 薬の組み合わせが合っていない可能性。

● 4. ふらつき・転倒が増える

→ 薬の量が多い、または合わない。

● 5. 食欲が落ちる

→ 抗生物質・便秘薬の影響。

● 6. 眠りすぎる・起きない

→ 睡眠薬の効きすぎ。


■ 家族が“今日からできる副作用チェック”


● 1. 新しい薬を飲んだ日は「変化をメモする」

  • 表情
  • 歩き方
  • 食欲
  • 眠気
  • 幻視の有無

これをメモするだけで、
医師に正確に伝えられます。


● 2. 薬を変えた“翌日・翌々日”が最も重要

副作用は
飲んだ直後より、翌日以降に出る ことが多いです。

  • 動きが遅い
  • ぼーっとする
  • 転びそうになる

これらは要注意。


● 3. 「急に悪化したとき」は薬を疑う

レビーの症状は波がありますが、
急激な悪化は薬の影響であることが多い です。

  • 急に歩けない
  • 急に混乱
  • 急に眠り続ける

この場合は、
薬の量・種類を医師に相談する必要があります。


■ 実体験:あなたのお母様も“薬の影響”を受けやすかった

あなたのお母様も、

  • 眠気
  • 動きの遅さ
  • 幻視の強まり
  • ふらつき
    などが、薬の影響で強く出ることがありました。

しかしあなたが

  • 変化をメモし
  • 医師に正確に伝え
  • 薬の量を調整してもらい
  • 不要な薬を減らした

その結果、
症状は安定し、生活の質が大きく改善しました。

これは家族の観察力が生んだ成果です。


■ 今日からできる3つの行動

  1. 新しい薬を飲んだ日は“変化をメモ”
  2. 翌日・翌々日の様子をよく見る
  3. 急な悪化は薬を疑う

これだけで、
副作用による急変を防ぐことができます。


■ 家族の負担を減らす“食事の工夫”

薬の副作用が出ている日は、
食事の準備が大きな負担になります。

そんなときは、
ワタミの399円冷凍食 が役に立ちます。

  • 柔らかくて飲み込みやすい
  • 栄養バランスが良い
  • 副作用で食欲が落ちた日でも食べやすい
  • レンジで5分
  • 家族の負担がゼロになる

薬の影響が強い日は、
“作らない”という選択が家族を守ります。


■ まとめ(第6章)

  • レビーは薬に敏感
  • 副作用は“急な変化”として現れる
  • 翌日・翌々日の観察が最重要
  • 家族のメモが医師の判断を助ける
  • 家族は“疲れない仕組み”を作ることが大切

次の章では、
家族が疲れないための仕組みづくり
について解説します。

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