■ 導入
レビー小体型認知症の介護は、
家族だけでなく、
介護スタッフとの連携 がとても重要です。
● スタッフにどう伝えるか
● どう共有するか
● どう理解してもらうか
● どう協力してもらうか
これらが整うと、
本人の心が安定し、
家族の負担も大きく減ります。
今回は、
102歳の母の介護で実際に行ってきた
“光のケアをスタッフに伝える方法” をまとめます。
■ ① まずは“短く・要点だけ”伝える
スタッフは多忙です。
長い説明より、
短く・要点だけ が効果的。
例:
「幻視は否定しないでください。」
「ゆっくり動いていただけると助かります。」
「夜は3ステップで落ち着きます。」
■ ② “理由”を添えると理解が深まる
ただお願いするだけではなく、
理由を添えると協力が得やすい。
例:
「否定すると不安が強くなるので、
まず安心を伝えていただけると助かります。」
例:
「急ぐとこわばりが強くなるので、
ゆっくり動いていただけると安全です。」
■ ③ “成功例”を共有する
スタッフがうまく対応したときは、
必ず伝える。
例:
「さっきの声かけ、とても良かったです。」
「おかげで落ち着きました。」
成功体験は、
スタッフの協力を自然に引き出します。
■ ④ “光のケアのメモ”を渡す
短いメモを作り、
スタッフに共有する。
例:
● 大丈夫だよ
● 否定しない
● ゆっくり
● 夜は3ステップ
● 光の物語
紙1枚で十分です。
■ ⑤ “物語療法”はスタッフにも伝わる
物語は、
スタッフにも使ってもらえると効果が倍増。
例:
「光の隊が守ってくれていますよ。」
「心の庭に光が降りていますよ。」
スタッフが同じ言葉を使うと、
本人の安心感が大きくなります。
■ ⑥ “お願い”は具体的に
抽象的なお願いは伝わりにくい。
×「優しくしてください」
○「声を少し低く、ゆっくり話していただけると助かります」
×「気をつけてください」
○「立ち上がりのときだけ、手を添えていただけると安全です」
■ ⑦ “スタッフの負担を理解する姿勢”が大切
スタッフも人間です。
忙しい日もあります。
● 無理を言わない
● 感謝を伝える
● できたことを褒める
これだけで、
協力関係が大きく変わります。
■ ⑧ “情報共有”はこまめに
● 今日の様子
● 不安の強さ
● 幻視の有無
● こわばりの状態
これらをこまめに共有すると、
スタッフのケアが安定します。
■ ⑨ “家族とスタッフはチーム”という意識
家族とスタッフが対立すると、
本人が一番不安になります。
● 一緒に支える
● 一緒に見守る
● 一緒に安心を届ける
この意識が大切です。
■ ⑩ 光のケアは“連携”で完成する
光のケアは、
家族だけでも、
スタッフだけでも完成しません。
● 家族の優しさ
● スタッフの技術
● 物語の力
● 環境の整備
これらが合わさって、
“光のケア体系”が完成します。
■ まとめ
光のケアをスタッフに伝えると、
介護はチームの力になり、
本人の心が守られます。
- 短く要点だけ
- 理由を添える
- 成功例を共有
- 光のメモを渡す
- 物語を共有
- 具体的にお願いする
- スタッフの負担を理解する
- 情報共有をこまめに
- チーム意識
- 連携で光のケアが完成
次回は、
第63回:光のケアを“地域や外部サービスに伝える方法”(光の拡張編)
をお届けします。


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