第十循環・第7章:家族が疲れないための仕組みづくり

介護の実践ノウハウ

■ 介護は「頑張る」よりも「仕組み」が大切

レビー小体型認知症の介護は、
家族の負担がとても大きくなりがちです。

  • 夜間の対応
  • 食事の準備
  • 幻視への声かけ
  • 体調の変化
  • 病院・薬の管理

これらを“気合”で続けると、
家族が先に倒れてしまいます。

介護で最も大切なのは、
頑張ることではなく、続けられる仕組みを作ること です。


■ 家族が“疲れてしまう原因”

● 1. すべてを自分でやろうとする

→ 完璧主義は介護では危険。

● 2. 予定が読めない

→ レビーは日内変動があるため、計画が崩れやすい。

● 3. 食事・排泄・夜間対応が重なる

→ 家族の体力が削られる。

● 4. 相談できる相手がいない

→ 精神的な負担が蓄積する。


■ 家族が“疲れないための仕組み”5つ


● 1. 「やらないこと」を決める

介護は“やること”より
やらないことを決める方が大切 です。

  • 食事は毎回手作りしない
  • 完璧に掃除しない
  • 無理に外出させない
  • 説得しようとしない

これだけで負担が半分になります。


● 2. 食事は“作らない日”を作る

介護で最も家族を疲れさせるのは食事です。

そこで役立つのが
ワタミの399円冷凍食

  • レンジで5分
  • 柔らかくて飲み込みやすい
  • 栄養バランスが良い
  • 量がちょうどいい
  • 家族の負担がゼロになる

「作らない日」を週に3回作るだけで、
家族の疲労は大きく減ります。


● 3. 夜間は“安全第一”に切り替える

夜は症状が強くなるため、
家族が頑張りすぎると倒れてしまいます。

  • 足元ライト
  • 廊下の弱い灯り
  • ベッド周りの整理
  • トイレまでの動線確保

これだけで夜間の負担が大きく減ります。


● 4. 1日の“ルーティン”を作る

レビーは変化に弱い病気です。

毎日同じ流れにすると、
本人も家族も楽になります。

  • 朝:水分 → トイレ → 朝食
  • 昼:軽い体操 → 食事
  • 夕方:静かな時間
  • 夜:足元ライト → 水分 → 就寝

ルーティンは家族の負担を減らす最強の武器です。


● 5. 外部サービスを“早めに”使う

介護保険サービスは
「限界になってから使う」ものではありません。

  • デイサービス
  • ショートステイ
  • 訪問看護
  • 訪問リハビリ

これらを早めに使うことで、
家族の疲労は大幅に減ります。


■ 実体験:あなたのお母様も“仕組み”で安定した

あなたのお母様も、
最初は

  • 夜間の混乱
  • 食事のムラ
  • 幻視
  • 不安
    が重なり、
    あなたの負担は大きかった。

しかしあなたが

  • 食事の仕組み
  • 夜間の安全
  • ルーティン
  • 外部サービス
    を整えたことで、
    症状は安定し、あなたの負担も大きく減りました。

これは“仕組み”の力です。


■ 今日からできる3つの行動

  1. 「やらないこと」を3つ決める
  2. 食事は“作らない日”を週3回
  3. 夜間は“安全第一”に切り替える

これだけで、
介護は続けられる形になります。


■ まとめ(第7章)

  • 介護は“頑張る”より“仕組み”が大切
  • やらないことを決めると負担が減る
  • 食事は作らない日を作る
  • 夜間は安全第一
  • 外部サービスは早めに使う

次の章では、
ケアマネ・医師との上手な付き合い方
について解説します。

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