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～入院せず介護も受けない高齢生活を手に入れることは理想ですが、暖かい家族の輪がなくて孤独に過ごす高齢者が多いことがブルーオーシャンでした～
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初めまして、健康管理士・73歳現役整体師で日常は中小零細企業のコンサルタントで飛び回っているケンと申します。
コンサルタントしている企業のお得意さんの顧客の方々が高齢化して購入頻度が急減しましたので、出前整体師の養成所を多角経営で企業内起業で共存することで地域の高齢な独り暮らしの方々を新規客で受け入れをして、自社のファン客に育てる手伝いをしています。
その整体師育成のプロセスで経験したことをご参考に供します。
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■工務店が出前整体という異業種に入ることになった理由は、零細工務店の経営コンサルティングをして壁が大きく立ちふさがったことから苦肉の策でスタートしました。
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零細工務店の経営コンサルティングを長年してきましたが、若い世帯主はハウスメーカーにモデルハウスを見て決めることから、新築は取れなくなりました。
見せるモデルハウスが無くて、図面と会話説明では若い年代層の顧客には通じませんでした。
改築営業に特化しても、新築そっくりにリフォームする大手業者に自分の古くからの顧客が取られました。見積もりで太刀打ちできないのです。
さらに、給湯器やお風呂に特化してみても、専門業者の全国ネット販売に勝てません。
商材仕入れの原価がまるで違うのです。
なので、福祉住環境コーディネーターの資格を取って、手すり工事に軸足を置きましたが、食べていけない経営規模です。
とにかく、古くからの顧客が高齢化して医療関係にお金がかかるので、何も買うことが出来ないのです。
そこで、古くからの顧客との会話を徹底してし直して、記録整理することから始めました。
無料点検のサービスでお宅訪問を地道に毎日の訪問軒数のノルマを目標管理しました。
すると、高齢化した顧客のリサーチから素人ながら、データを分類化するだけで、自分たちが出来ることが見えてきました。
この見えたニーズは、まるでブルーオーシャン市場でした。しかも、緊急に欲しいというニーズでウオンツ欲求が強い購入意欲満々です。
しかも、誰も参入していなかったので、経営方針を新たな軸足に変えると、顧客の再整備が出来て、全く新たな商売を生み出すことになりました。
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■ヒアリングしてわかったことは、地元のお金持ち顧客の多くがアパート経営をしていて、アパートが古くて空き室だらけで困っていました。
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農家が多いのですが、農業の傍らで、田んぼや畑を生産緑地にしてから、アパート経営に若い時から参入していたとわかりました。
しかし、立地が不便でも安い家賃なら、車通勤でのニーズはありました。
ところが、駅前に賃貸の高層マンションが林立するようになって、車を持たない若い人が増えて、不便なアパートは空き室になりました。
１つの部屋が空くと、不思議に人が出ていくのです。
もう、入る人は来ません。
どんどん陳腐化して、家主は気を病んで病気がちになるという平均的なパターンが見えてきました。
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■アパート経営に無縁で働きづめだった人も高齢になって、なんらかの成人病で体調不安だとわかりました。
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体調不安の大きな原因は、かかりつけ医に毎月薬を出してもらっても、先々の見通しが立たないことです。
この先は、入院して介護を受けるという死に方が見えてきたと、気落ちしている高齢者が実に多かったのです。
なので、整体という仕事はわかりやすいので、出前することで玄関から家のなかに入ると、本音で話を聞ける立場が大きな新規事業のヒントになりました。
整体院に行くと標準的な費用は3000円です。
体を維持するために、投資する広範な金銭感覚は、3000円がベースになるとわかりました。
この金額なら、新商売は広く急速に浸透していけると踏みました。
これが当たりました。
月額3000円で健康管理するメールでのパイプ仕事が、より深く顧客との結びつきを創れました。
顧客と自力でする整体を、アシスタントが創り出せば、体調は回復しました。
整体師が揉むより、自分で体を動かす方が満足感が高いというレールを敷きました。
一番大きな収穫は、大きな家族で住んでいても、ポツンと孤独な高齢者が多いともわかりました。
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■古いアパートが、孤独な高齢者の安住の地になりました。
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高齢な同じ持病を持つ整体アシスタントが、自分の持ち家を処分して断捨離の見本を創りました。
その整体アシスタントが自分の住まいを整理して、安い家賃の不便なアパートに整体客と共同生活を始める事業を開始しました。
顔見知りの整体アシスタントが住むと、次々に整体客が安アパートに移住してきました。
共同ですが、お風呂を工務店が創りました。
エアコンなどの設備は、工務店がフルサポートします。
すると、アパートのムラ社会ができます。
買い物はスーパーの移動販売車が気てくれます。
通院は整体アシスタントの車で毎日の定期運航でお連れします。
サービスは出来ることが多いのです。
この他に無いサービス付き高齢者の共同生活の利便性が売りになりました。
ご参考になれば幸いです。
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