冬になると、 「血圧が上がる」 「朝だけ高い」 「胸がドキッとする」 という相談が一気に増えます。
私の出前整体でも、 70代〜100歳の方が冬になると
- 朝の血圧が高い
- 手足が冷える
- 動くと息が上がる
- 頭が重い
- なんとなく不安
と感じるケースが多くなります。
■ 冬は血圧が上がりやすい季節
冬の朝は、 気温が低く、体が冷えています。
冷えると、
- 交感神経が優位になる
- 血管がギュッと縮む
- 血圧が急上昇する
という反応が起こります。
これは 体が危険から身を守るための自然な反応 ですが、 高齢者にとっては負担が大きくなります。
■ 冬の高血圧が危険なのは「急上昇」するから
冬の血圧は、 普段より高いだけでなく、 “急に上がる” のが危険です。
急上昇すると、
- 心筋梗塞
- 脳梗塞
- 脳出血
などのリスクが高まります。
特に、
- 朝起きた直後
- トイレに立つとき
- 寒い場所に移動したとき
は血圧が跳ね上がりやすい時間帯です。
■ 103歳の母が続けてきた「冬の血圧ケア」
私の母(103歳)は、 冬でも血圧が安定しています。
その理由は、 “血管をこわばらせない生活” を自然に続けているからです。
● ① 朝起きたらすぐに部屋を暖める
寒い部屋で動くと血圧が急上昇します。
● ② 起き抜けにコップ1杯の水
血液がサラサラになり、血圧が安定します。
● ③ ゆっくり深呼吸
交感神経の暴走を抑えます。
● ④ 足を動かす
ふくらはぎを動かすと血流が改善します。
■ 出前整体で気づいた「冬の高血圧のサイン」
ご自宅に伺うと、 冬に血圧が上がりやすい方には共通点があります。
- 手足が冷たい
- 朝の動きがぎこちない
- 呼吸が浅い
- 姿勢が前かがみ
- 水分が不足している
- 生活リズムが乱れている
これらはすべて、 血管がこわばっているサイン です。
■ 冬の血圧を安定させる「血管のばし」
血管は、 筋肉と同じように 伸び縮み します。
冬は寒さで縮みっぱなしになるため、 血圧が上がりやすくなります。
そこで私は、 高齢者でも続けられる “血管のばし” を指導しています。
■ 寝たままできる「血管のばし」ストレッチ
● ① 仰向けに寝る
● ② 鼻からゆっくり息を吸いながら、5秒かけて両腕をバンザイ
● ③ 10秒キープ
● ④ 5秒かけて腕を戻す
● ⑤ これを3回
この動きで、
- 胸が開く
- 横隔膜が動く
- 血流が改善する
- 交感神経が落ち着く
という効果があり、 朝の血圧の急上昇を防ぐ助けになります。
■ 家庭でできる冬の血圧ケア
● ① 朝の部屋を暖める
ヒートショック予防に最も効果的です。
● ② 起き抜けの水分補給
血液の濃さを整えます。
● ③ 深呼吸
自律神経が整います。
● ④ 足の運動
ふくらはぎは“第二の心臓”。
● ⑤ 血管のばし
血管のこわばりを防ぎます。
■ まとめ
冬は、 高齢者にとって 血圧が最も乱れやすい季節 です。
しかし、
- 朝の光
- 深呼吸
- 足の運動
- 水分補給
- 血管のばし
これらを整えるだけで、 血圧は自然と安定し、 心筋梗塞や脳梗塞のリスクを大きく減らせます。
あなたの体は、 毎日がんばっています。 どうか、冬の朝こそ優しく整えてあげてください。



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