■ 導入
レビー小体型認知症では、
感情が突然大きく揺れる瞬間 があります。
● 理由のない不安
● 突然の涙
● 予期せぬ怒り
● 表情が固くなる
● 気持ちの切り替えが難しい
しかし、
光のケアを使えば、
揺れる感情を静かに受け止める寄り添い方 ができます。
今回は、
102歳の母の介護を通して見えてきた
急な感情の揺れをやわらげる光のケア をまとめます。
感情の揺れは“脳の混線”から生まれる
急な不安や涙、怒りは、
性格ではなく 脳の混線 が原因です。
● 気持ちの切り替えが難しい
● 小さな刺激が大きく感じられる
● 理由が説明できない
● 自分でもコントロールできない
光のケアでは、
この混線をやさしく整えます。
① “ゆっくり近づく”だけで感情が半分落ち着く
感情が揺れているとき、
早い動きは刺激になります。
● ゆっくり近づく
● ゆっくり座る
● ゆっくり手を差し出す
この「ゆっくり」が、
感情の波を静かに弱めます。
② “光の言葉”で心を包む
揺れる感情には、
短くて温かい言葉が効果的です。
● 大丈夫だよ
● ここにいるよ
● ゆっくりでいいよ
● 一緒にいるよ
● 光が守っているよ
これらの言葉は、
心の奥に届く“光のクッション”です。
③ “否定しない・正さない”が感情を守る
感情が揺れているときに
否定や説明は逆効果です。
● 「そんなことないよ」は言わない
● 「落ち着いて」は避ける
● 「どうして?」と聞かない
ただ受け止めることが、
感情を静かに整えます。
④ “そっと触れる”と安心が広がる
触れ方は、
感情の揺れをやわらげる大切な要素です。
● 手をそっと握る
● 肩に軽く触れる
● 背中を支える
この“そっと”が、
心の緊張を溶かします。
⑤ “小さな安心”を積み重ねる
感情の揺れは、
小さな安心の積み重ね で落ち着きます。
● 深呼吸
● 温かい飲み物
● ゆっくりした声
● 手を添える
これらの安心が、
感情の波を静かに鎮めます。
まとめ
光の感情ケアは、
急な不安・涙・怒りをやわらげるためのやさしい受け止め方です。
- ゆっくり近づく
- 光の言葉で包む
- 否定しない・正さない
- そっと触れて安心を伝える
- 小さな安心を積み重ねる
次回は、
第114回:光のケア“記憶編”—— 記憶の揺れをやわらげる光の関わり方
をお届けします。



コメント