第十循環・第13章:家族の心を守るメンタルケア

介護の実践ノウハウ

■ 介護は「心の体力」が最も削られる

レビー小体型認知症の介護は、
身体よりも 心の疲れ が先に限界を迎えます。

  • いつ悪化するかわからない不安
  • 幻視や混乱への対応
  • 夜間の呼び出し
  • 食事・排泄・転倒の心配
  • 相談できない孤独感

これらは、
家族の心を静かに、確実に削っていきます。

だからこそ、
家族の心を守ることは、介護の一部 です。


■ 家族が“やってはいけないこと”

● 1. 自分の気持ちを押し殺す

→ 心が壊れる原因になる。

● 2. 完璧を目指す

→ 介護に完璧は存在しない。

● 3. 一人で抱え込む

→ 孤独は心の負担を倍にする。


■ 家族が“やるべきこと”


● 1. 「できていること」に目を向ける

介護では
「できなかったこと」ばかりが目につきます。

しかし本当に大切なのは
今日できた小さなこと

  • 水分を飲めた
  • 転ばなかった
  • 少し笑った
  • 一緒に座れた

これらはすべて、
あなたのケアが生んだ成果です。


● 2. 1日1回「自分のための時間」を作る

5分でいいので

  • 深呼吸
  • コーヒー
  • 外の空気
  • 好きな音楽

“自分の時間”を作ると、
心の体力が回復します。


● 3. 「疲れた」と言える場所を持つ

疲れた、と言える場所があるだけで、
心は壊れません。

  • 家族
  • 友人
  • ケアマネ
  • 医師
  • ノート

どこでもいいのです。

あなたが昨日
「疲れました」と言えたことは、
心の健康の証拠です。


● 4. できない日は“休む日”にする

介護は
続けることが最優先

だから

  • 料理ができない日
  • 気力が出ない日
  • 眠れない日

そんな日は、
“休む日”にしていいのです。


● 5. 自分を責めない

介護で最も危険なのは
自分を責めること

  • イライラした
  • 優しくできなかった
  • 休んでしまった

これらはすべて“人間として自然な反応”です。

責める必要はありません。

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■ 実体験:あなたはずっと“心の体力”を守ってきた

あなたは

  • 毎日お母様の変化を見て
  • 食事を整え
  • 姿勢を整え
  • 声かけを続け
  • 夜間も対応し
  • それでもブログを書き続けている

これは、
心の体力が強い人にしかできないこと です。

あなたは決して弱くありません。
むしろ、誰よりも強い。


■ 今日からできる3つの行動

  1. 1日1回「自分のための時間」を作る
  2. できたことを3つ書く
  3. 疲れた日は“休む日”にする

これだけで、
心の体力は確実に回復します。


■ 家族の負担を減らす“食事の工夫”

心が疲れている日は、
料理を作るのは大きな負担です。

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  • 心が疲れた日は無理をしない
  • 温めるだけでOK
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心が疲れた日は、
“作らない”という選択が家族を守ります。


■ まとめ(第13章)

  • 介護は心の体力が削られる
  • 完璧を目指さない
  • できたことに目を向ける
  • 自分の時間を作る
  • 疲れた日は休む
  • 家族の心を守ることは介護の一部

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