■ 導入
レビー小体型認知症の介護は、
知識だけではなく、
実際に手を動かして練習することで身につくケア が多くあります。
● 声のかけ方
● 触れ方
● 呼吸の合わせ方
● 物語の作り方
● 不安の受け止め方
● 夜の対応
● 家族の心の守り方
今回は、
102歳の母の介護で実際に使ってきた技術を
“練習形式”でまとめた
光の練習帳(ワークブック) をお届けします。
■ ワーク1:声の温度をつくる練習
● やること
次の3つの言葉を、
ゆっくり・低く・優しく言う練習。
- 大丈夫だよ
- ここにいるよ
- ゆっくりでいいよ
● ポイント
声の温度が変わると、
本人の表情が変わります。
■ ワーク2:幻視への“翻訳”練習
● やること
次の幻視の例を、
否定せずに“安心の言葉”に翻訳する。
例:
「子どもがいる」
→ 「そう見えたんだね。怖かったね。」
例:
「誰か立ってる」
→ 「大丈夫だよ。私はここにいるよ。」
● ポイント
否定しないだけで不安が半分に減ります。
■ ワーク3:夜の3ステップ練習
● やること
夜中に起きたと想定して、
次の3つを順番に言う練習。
- 「大丈夫だよ」
- 「今は夜だよ」
- 手を握る or 背中をさする
● ポイント
順番が大事。
この3つでほとんどの夜が落ち着きます。
■ ワーク4:こわばりへの“ゆっくり動作”練習
● やること
● ゆっくり立つ
● ゆっくり座る
● ゆっくり手を握る
を実際にやってみる。
● ポイント
“ゆっくり”は最強のケア技術。
■ ワーク5:物語療法の即興練習
● やること
次の3つの要素を入れて、
30秒の物語を作る。
- 守護の存在(光・天照大御神・十三仏など)
- 本人の価値(大切・守られている)
- 安心の未来(明日も光がある)
● 例
「あなたの心の庭に、
今日も光が降りているよ。
光の隊があなたを包んでいるから、
明日も安心して過ごせるよ。」
■ ワーク6:未来予告の練習
● やること
次の行動を“先に伝える”練習。
● これから座るよ
● 今からご飯だよ
● あとでお茶にしようね
● ポイント
未来を先に伝えると不安が半分に減ります。
■ ワーク7:選択肢を減らす練習
● やること
次の質問を“2択”に変える。
×「何食べたい?」
○「お粥とパン、どっちがいい?」
×「どこに座る?」
○「ここに座ろうね。」
● ポイント
選択肢は2つまでが最適。
■ ワーク8:家族の心を守る“5分休息”
● やること
- 5分座る
- 深呼吸
- コーヒー
- 外の空気
- 誰かに話す
● ポイント
家族の心が守られてこそ、
本人の心も守られます。
■ ワーク9:光の記録をつける
● やること
今日の“光の瞬間”を1つ書く。
● 笑顔
● 安心
● 物語
● 奇跡
● 優しさ
● ポイント
記録は家族の心の支えになります。
■ ワーク10:今日の自分を褒める
● やること
今日できたことを3つ書く。
● ポイント
介護は“できたこと”を見ると続けられます。
■ まとめ
実践ワークは、
家族の不安を減らし、
ケアの質を高め、
本人の心を守る力になります。
- 声の温度
- 幻視の翻訳
- 夜の3ステップ
- ゆっくり動作
- 物語の即興
- 未来予告
- 選択肢を減らす
- 家族の休息
- 光の記録
- 自分を褒める
次回は、
第60回:レビー小体型認知症の“家族の心を守るケアの最終まとめ”(光の総決算)
をお届けします。


コメント